光永奏者さんは、宮城県南三陸町でボランティア活動をする中で、
地域の人々が震災前に基幹産業だった観光業の復興に大きな期待を
寄せていることを知りました。自分にできることは何かと考えた末、
英語を用いた新しい観光のカタチを事業化することで、南三陸に
新たな活気を生み出せないかと考えました。
市街地の大半を津波で流されたものの、美しい自然がそのまま残って
いる南三陸の里山の風景に魅せられた光永さんは、その風景を多くの
人々に見てもらいたいと思い、地元施設や団体、サービス事業者との
協業により、英語による地元農業などの体験型観光プログラム
「Earth Camp」を作りました。
南三陸を国際色豊かな観光の町にすることを第一の目標に、その素晴らしさを世界に向けて発信できる
枠組みを超えた国際的な人材の育成を目指して事業をおこなっています。
光永さんにEarth Campの詳細をお話しいただくとともに、復興、地域と国際化、きずな等のトピックスを題材に、ソーシャルベンチャーの本質について、参加者の皆様と考えたいと思っております。
皆様のご参加をお待ちしております。
記
日 時 : 2014年 2月5日(水)18:30~20 : 00
会 場 : 早稲田大学早稲田キャンパス11号館 5階 504教室
ゲ ス ト : Common Earth 株式会社 代表取締役 光永 奏者 氏
ファシリテーター :日本ベンチャー学会理事・多摩大学名誉教授
早稲田大学ビジネススクール前教授 柳 孝一 先生
【ゲスト・プロフィール】
光永奏者(Sosha Mitsunaga Smith)
1983年、アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれ、米国と日本を行き来しながら育つ。
英語教師、翻訳業を経て、言語コンサルティング会社を共同経営。
東日本大震災直後にアメリカの医療支援団体の通訳コーディネーターとして宮城県石巻市
で各種支援活動に従事し、以来、海外ボランティア団体と行政や地域住民の仲介役を果たす
ようになる。 早稲田大学ビジネススクールにてMBAを取得後、2013年に1月に
Common Earth 株式会社を設立。南三陸町で農業や漁業の体験型ツアーを企画実施する。
「地域の人・資源が基盤にあってこそ価値ある体験が生まれる」
「美しい自然の中で体を動かしながら会話をすれば英語は上達する」
「価値の共感共有から枠組みを超えた世界的なつながりが生まれる」などの信念のもと、
観光と教育を掛け合わせた、自己の成長と能力開発を目的とするサービスを提供している。
(参考)http://ceco.jp/ec/ja/
参 加 料 : 無料
主 催 : 早稲田大学ソーシャルアントレプレナー研究会(WSEI)
お申し込み: 研究会事務局 info@wsei.jp に氏名、所属をお知らせください。