食・農・カフェで社会とつながる、社会とつなげる ・第3回「銀座ミツバチプロジェクト」が終了しました。福島からのもプロジェクトに関わる多数の方々が参加され、福島の現状についての報告もありました。終了後、懇親会を行い、ゲストと参加者との交流を深めました。



ふとしたきっかけで銀座のビルの屋上で飼い始めたミツバチが、銀座の街を活気づけ人々に豊かさをもたらした・・・
銀座ミツバチプロジェクトは、2006年から銀座のビルの屋上でミツバチを飼い蜂蜜の生産を始め、「銀座で採れた蜂蜜は、銀座に来なければ食せない」をコンセプトに街の技術で洋菓子、和菓子、カクテル等の商品化を次々と実現しました。環境指標生物であるミツバチは、周辺の豊かな自然環境と命の大切さを人々に再認識させ、街の緑化を飛躍的に進めました。さらに子供たちへの食育へも活動を広げています。

この活動は、職業を超え、世代を超え、出会うはずのなかった人々を結び付け、
さらには、地域をも超え、都市と農村を結ぶサスティナブル(持続可能)な関係で日本各地域が繋がり始めています。食・農・環境を繋げて、命の大切さを伝え、街の新しい価値を創造していくこのプロジェクトは、CNNで取り上げられたりと世界からも注目されています。

次から次へと舞い込む企画に「おもちゃ箱をひっくり返したような状態」から、どうビジネスとしてまとめていくかという新たなステップを模索する段階に来ています。

プロジェクトの推進役である田中淳夫さんをお迎えして、ビジネスとしての視点からプロジェクトを考えるとともに、この日本発NPOが世界に投げかけるこれからの社会のあり方を探って参りたいと思います

日時:  2001年12月17日(土) 16時30分~18時00分
場所: 早稲田大学早稲田キャンパス11号館9階908教室
ゲスト:NPO法人銀座ミツバチプロジェクト 副理事長 田中 淳夫 氏

【ゲストのプロフィール】

1957年 東京生まれ。1979年 (株)紙パルプ会館に入社。
2006年(株)フェニックスプラザ代表取締役就任。
2006年養蜂家の藤原誠太さんとの出会いがきっかけで、紙パルプ会館の屋上で養蜂をスタート。
2007年(株)紙パルプ会館 常務取締役に就任。
2007年NPO法人銀座ミツバチプロジェクトを設立、副理事長兼代表世話人に就任。
2010年農業生産法人・㈱銀座ミツバチ 設立 代表取締役社長就任。

定員 : 30名
主催 : 早稲田大学ソーシャルアントレプレナー研究会(WSEI)